「人間やっぱり見た目も大切@ムーランルージュ」

こんにちは☆
パピオトラベルです。
このパピオトラベルでは海外旅行初心者向けの情報を発信しています。

当ブログの内容に関しては、あくまで 個人的見解 に過ぎません。
よくありがちな 何でも褒めるブログではない 為、 旅行中級者になりたての調理師目線 で思った事を ほぼストレート に表現しております。
それをご理解の上、読んで頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。

※この記事は過去に旧パピオトラベルでご紹介した「人間やっぱり見た目も大切@ムーランルージュ」に加筆、修正を加えたものです。

 

今回はフランス共和国の首都、パリの18区にありますムーラン・ルージュでの

「場所によっては、人は見た目で判断される」

と言うお話です☆

2019年のゴールデンウィーク☆
この年はちょうど暦上でお休みが重なり、世間一般ではなんと!10連休だった年。

私も「どうせGWはお客さん来ないし、2019年は私のお店ラボーテが10周年だから思い切って休んでいつもより長い旅行をしよう!」と9日間かけて旅行しました。

旅の前半、パリ☆
前回のパリ旅で見れなかったムーランルージュへ行った時のお話です。

ここはメトロ②のブランシュ駅から徒歩でわりとスグなんですが、
この辺りの夜の治安はかなり悪いので、Uberでムーラン・ルージュの目の前で下ろして貰いました。

※トップ画像は、華やかな夜のムーラン・ルージュの外観です☆

「ムーラン・ルージュ」とは
1889年開業。

130年余りの歴史のあるパリ18区にあるキャバレーで、歌やダンスショー、大道芸、そしてメインのフレンチ・カンカンが観れます。

その昔は画家のロートレックがここに通いつめて、踊り子たちをモデルに後に有名になる数々のポスターを描いたことでも知られています。

ここはパリを代表する観光スポットの1つで、19時スタートのディナー付と、21時、23時スタートのシャンパン付と、ドリンク無しのチケットがあります。

私達は他のレストランで食事をしたかったので、19時の回のディナーが終わったころに入場して、19時からいる人達と一緒にショーを楽しむ21時スタートシャンパン席をムーラン・ルージュに直接予約

せっかくドレスアップして行くし、食後にシャンパン飲みながらショーを楽しむなんていいじゃないですか〜☆

ちなみにドリンク無しのチケットもありますが、こちらは当日お席が余っていたら買えるチケットで、当然予約は不可。

お席も余り席なので、当然良くはないお席でしょう。
どうせ観るならシャンパン席かディナー席をオススメします☆

さてさて…このムーラン・ルージュ約840名ほど収容できる大きな箱。

先ずはエントランスホールに入り、レセプションの所にチョット厳しそうなおじいさんがいます。

彼はお客さんを上から下までジーっと見てて、

「さーて…この人達は何処の席にしようかなー。」

…と席をその場で決めてる様子。

実際、アジア人だけのグループはあまり真ん中の席にはおらず、端っこ、下手したら誰が見ても「そこ通路じゃん…」って言う通路の空いてるスペースに簡易的なテーブルと椅子を無理矢理置いてそこにどうぞ~と言う感じ。

ディナー席とVIP席以外のシャンパン席はみんな同じ値段。

普段着っぽい服装のアジア人は明らかに変なお席に通されていました。

私達は知人から服装でも判断されると聞いていたので、簡易的ではありますが、ジャケットにタイ、奥さんはドレスと、その場の雰囲気をぶち壊さないようなフォーマルな格好で行きました。

そして…いよいよ私達の番…。

席を選ぶ偉そうなおじいさんから上から下までジーっと見られて…

じゃあ君達ここね」

と案内されたお席はフランス人と思われる正装した紳士淑女達のお

ステージからは少しだけ遠いけど、真正面で一段上の段だからかなりよく見える席でした。

ヨーロッパ人の正装した団体の中にポツンとアジア人フランス語で何やら挨拶をされフランス語が話せない私は拙い英語と、わかる限りのフランス語でご挨拶。

握手と乾杯を求められたので笑顔で握手そして用意されてたシャンパンで乾杯

正直…そのテーブルは私達以外はみんな正装(社交界にでも行くようなドレスアップした姿)しており、少々場違い感は否めませんでしたが、ショー自体はかなりハッキリと全体が見え、それはとても良いお席でした。

やはり会場にいるお客さんも含めての全体の雰囲気を大切にしているので、よれよれのジャンパー着てくるような雰囲気をぶち壊す人は太い柱のあるお席とか…会場の隅っこのステージが見えないようなお席に通されるのもわかります。

運営側としては、お客さんの見た目も含めての世界観だから、雰囲気にそぐわない人をワザワザ目に付くようなお席には通さないと言うワケです。

日本だと「同じ値段を払ってるのだから差別するなー」とか至極アホな事を言う人がいたりしますが、別に

アホな事を言うお客様は神様でもなんでもない

ですし、お店側にも選ぶ権利はあり雰囲気をぶち壊すような人は入れない、若しくは良いお席には案内しないのは当然ですから。

私も「良いお客さん」として振舞いたいし、お店の雰囲気を壊したくないので、通っているお店ではそこそこ気を遣っております。

ショーはもちろん写真撮影禁止です。
実際に体験してみて思った事は…いわゆる全員が一体になって一糸乱れぬ姿でダンスを披露する…と言うものではなく、わりと自由に踊っていてそれぞれが個性を思いっきりアピールしていたように思えました。

もちろん!キメる所は全員一丸となってキメていますが、日体大の集団行動的な?一糸乱れぬみたいなノリではありませんでした。

驚いたのは、男女問わずダンサーさんがみんな美しく(特にセンター付近!そして顔超小さい!)、動きも靭やかで美しい事。

そして女子はトップレスなのにそこにエロさは全く無くただただキレイだな〜と感心
見逃せないのが合間合間に登場してくる「大道芸人」でして、観客の多くが思わず「おぉー!」と唸ってしまうものがほとんど。

ジャグリング一つとってもかなりレベルの高い事をやっていました

音に関しては…どこぞのアイドルよろしく、生演奏でも生歌でもありませんでしたが、そこはキャバレーなのでね…。
そんなもんでしょう(笑)

私の好きな映画の一つ、ユアンマクレガーとニコール・キッドマン主演の「ムーラン・ルージュ」を見てから、ずっと本物を観てみたいな〜と思っていたけど、前回のパリでは限られた日程の中でモンサンミッシェルとか行ってしまったものだから結局時間が足りず…。

今回やっと本場のキャバレーと言うものを体験できました☆

正直、もう一回観るか?と言われれば…「一回で充分かな」…ですが(笑)
この一回で強烈に印象に残ったのは確かですし、忘れられないパリの思い出になりました☆

☆特別な場所へお出かけする時は、そこの雰囲気に合った服装で行きましょう。

雰囲気と合っていれば悪いようにはされませんから☆

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