「パピオ初めての四国旅3~高知県で美味しい初カツオと、現存天守の高知城を見てきたぜよ!~」

こんにちは☆
パピオです!
このパピオトラベルでは旅行初心者から中級者向けの情報を発信しています。
中~上級者の方にとっては、ごくごく【常識】的なネタばかりなので、つまらないかも知れませんが、どうか温かい目で見てやって下さい。
当ブログの内容に関しては、あくまで個人的見解 に過ぎません。
よくありがちな何でも褒めるブログではない 為、旅行中級者になりたての調理師目線 で思った事をほぼストレート に表現しております。
それをご理解の上、読み進めて頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。

今回は前回の「香川県高松市」の続きです。

タイトルでは、高知だからと「ぜよ!」とは言ってみたものの…。
実は高知の人は「ぜよ」とは言わないと言う…(笑)
なんかドラマ等の「坂本龍馬」や、主人公が高知県土佐青柳高校出身と言う設定の「スケバン刑事2」(←今となっては壮大なギャグでしかないがw)でぜよぜよぜよぜよ」連発してたものだから、勝手にイメージが作られて「ぜよ≒土佐弁」になったらしい…(苦笑)
確かに…旅の間、聞かなかったな〜。
まぁ〜余談はこの辺にして……。
まずは滞在先の高松市にある日産レンタカー高松駅前店にて車を借ります。
今回はじゃらん経由で借りたのでご覧の通りのお安さ☆
今回も車は日産のコンパクトカー「マーチ」。
早速、高知県に向かって車を走らせます。
有料道路を使って約2時間、お目当ての一つ「桂浜」に到着。
初めての観光地では、まずその地域が推してる代表的なベッタベタな場所に行きます。
そこで面白ければ、またそこに行くだろうし、面白くなければもう行く事はないでしょう。
果たして桂浜は…。
「まぁ〜日本にはよくある景色だよねw」
他にあるのは坂本龍馬像くらい。
近所にあれば、また行くかも知れない感じの場所かな。
お昼ご飯の時間も迫ってきたので、「初鰹」を求めてこれまたベッタベタな観光地「ひろめ市場」へ向かいます。
程なくして到着。
武漢ウィルス流行中でも、活気がある市場。
人いるいるw
もちろん皆さん消毒やマスクはちゃんとしていましたけどね☆
この時頂いたのは〜。
「鰹の藁焼き塩たたき定食」
「ウツボの唐揚げ」
「焼き鯖の棒鮨」
実はそれまで、「カツオ好きか?」と言われれば…「どちらかと言えばそんなに好きではない」パピオでした。
理由は「なんだか鉄っぽい味がするから」
ところがここで食べたカツオは…。
「鰹ってスゴく美味しいじゃん!」
この時期のカツオは餌場に向かう途中で水揚げされる「初鰹」。
餌場でたっぷり餌を食べ、脂の乗った「戻り鰹」とは違い、肉質は赤く味はアッサリめ。
これを美味しい塩で頂きます。
好みの問題なのですが、私はやっぱりアッサリめでサッパリ食べれる「初鰹」が好みかな☆
鰹は鮮度が落ちるのが早い魚なので、やはり 捕れたてを食べる に限ります。
今まで食べてた鰹は何だったんだ…。
と思えるくらい美味しかった☆
やはり鰹に関しては 「新鮮は神」 ですな!
ウツボも普段食べないのでオーダー。
ゼラチン質が豊富でこれはこれで美味しい☆
焼き鯖の棒鮨もお客様から美味しいと聞いていたのでオーダー。
うん!これは間違いなく美味しいだろうと想像できるので、想像通り!美味しかったw☆
美味しいカツオを食べたかったらやっぱり…。
「鮮度が落ちる前に食べれる現地に行きましょ!」
お腹いっぱいになり、次に向かったのはお目当ての一つ「高知城」
日本に12箇所しかない「現存天守」の一つです。
海外で様々な城や、寺院などを見ていつも思う事ですが…。
日本人ってのは本当に歴史や文化を大切にしない国民性なんだな…
…と。
日本って基本の考えが「スクラップ&ビルド」なもんだから、新しい方が価値があると思ってるし、必要ないと判断したらスグに壊し全く違う物を建てたりする。
だから街中は「無機質な四角いだけのビル」がほとんど。
だから日本は、街中の景色が超絶つまらないのだよ。
「効率」「趣」は真逆にあるからね。
「将来、観光資源になるような価値ある物に投資をしよう!」と言う考えにすら至らなかった、当時の頭の悪い人達が「効率」だけを求めた結果、明治時代の「廃城令」による城の取り壊しに至り、城を壊して軍用地にしたり、学校を建てたりと全く違う物にしました。
天守なんて激安で売り払われ、現在は国宝の「松江城」はなんと180円!
現在世界遺産である姫路城に至っては、当時は23.5円の価値しかなかったそうです…。
当時、米一俵の価格が3円弱。
なんだそれ…(呆)
歴史的価値もわからないバカが政治をやるとこうなってしまうのです。
そんなアホな日本人が沢山いた中…。
「城は日本の歴史、文化だから残すべきだ!」
…と、動いた「マトモな人達」も少なからずいました。
そのうちの一人、当時の陸軍大佐、中村重遠は建白書を提出して認められ、姫路城と名古屋城が永久保存、修理されました。
当時の頭の悪い日本人が23.5円の価値しか見いだせなかった姫路城も今では世界遺産となり、立派な
観光資源になっています(笑)
日本文化の「将来の価値」も予測できず短絡的に取り壊す…。
当時の日本人がいかに頭悪かったかが、よくわかりますな(呆)
他にも大隈重信や市川量造をはじめ、マトモな町民達による寄付などの努力によっていくつかの城が守ら、今では国宝になり、歴史ある観光資源として機能しています
当時、全部取り壊していたら…と思うと…。
それは恐ろしい…(苦笑)
「将来の価値」も計算できなかった当時の日本人はやはり、短絡的で頭が悪かったとしか言いようがありませんな。
日本は今でも国をあげての補修工事とかあまりやってないので、根っこの部分では「文化を大切にしない国民性」は、あまり変わらないのかな…と言う印象。
城だけでなく、伝統芸能なども含めて本当に国による文化の保護レベルが低い国」。
これは海外に行けば行くほど感じます。
まぁ〜苦言はこの辺にして…(笑)
肝心の「高知城」ですよ!
貴重な「現存天守」があるお城。
初代藩主は「山内一豊」
この人なんと!織田信長→豊臣秀吉→徳川家康に仕えたというナカナカの風見鶏(笑)
失礼!世渡り上手!(笑)
後の「関ヶ原の戦い」での功績が認められ、土佐国98000石が与えられたそう。
この高知城、天守閣自体は こじんまり しているのですが、現存している城郭の一部はナカナカ素晴らしい景色
天守閣までの路は「ただだだっ広いだけの広島城みたいな城」とは違い、趣があって素直にカッコいい…☆
実は1727年に1度、大火で焼失しており、2年後から再建に着手。
それから20年あまりの歳月をかけて復興
天守は先代よりも小さくなったけど、見事に復活したのでした。
城内には客人を招く部屋があり、そのスグ隣には万が一の為の、護衛隊が隠れている小さな部屋武者隠し」があったり…。
高知は雨の多い土地柄なので、排水を良くする為の「石樋」があり、積み上げた石垣に緩みが生じないよう水路に様々な工夫がされていて、蓋石を開ければ簡単に掃除ができ土砂の流入を防ぎつつ…維持管理がしやすいように作られているのです。
このような様々な仕掛けを見るのも、城を見る楽しみの一つですね☆
そして、高知城を堪能した後に向かったのは…。
そう…。
全く興味もないけど、ネタとして見ておくべき「アレ」です(笑)
「日本3大ガッカリ観光地」の一角をなす「はりまや橋」です!
うん!
想像以上にショボい!(笑)
しかもやたら新しく、その辺の神社の池にかかってるちっちゃい橋何が違うのだろう…(笑)
まぁ〜ガッカリ観光地として名高くてみんなガッカリする為にここに来てそしてガッカリして満足して…。
「やっぱりショボかったね〜」とネタにする
…のが、ガッカリ観光地の醍醐味と言うものです(笑)
「世界3大ガッカリ観光地」もそうですが…当然、そこには長く滞在する人もおらずみんな写真数枚だけ撮って説明文を流し読みして、ものの5分も掛からず足早に去っていきます。
観光地として随分と回転率が良いですな(笑)
ガッカリ観光地とは何処行ってもそう言うものです。
そして私達は、再び車を走らせて高松市内に戻ります。
高松でのゆうご飯。
香川県の名物と言えば「うどん」なのですが、基本は朝から昼過ぎくらいまでに食べるものらしく…。
実はまだ食べていないのです。
さて…夜はどうするか…。
「香川名物」で検索をかけるとよく出てくるのが「骨付鳥」。
一番出てくる「一鶴」さんに電話するも…満席
う〜ん…。
名物と言いながらただのローストチキンだったらドン引きだよね〜とか思いながらも(新潟にもある「それただの骨付き鶏に、塩とカレー粉降って揚げただけ〜の、何っ処にでもであるフライドチキンだよね〜」的な物なのに、なぜか新潟市ではクリスマスになると予約が殺到?すると言う意味不明のアレみたいな感じだったら…本気でドン引きだわ…と不安になるw)何か特徴一つくらいあるでしょ?とポジティブに考え、近くにあって検索でよく出てくるお店にフラッと入る。
お邪魔したのは…。
骨付鳥「寄鳥味鳥」さん。
鶏じゃなくて鳥なのね…(笑)
割と並んでいたけど20分ほどで入店。
まず店の作りが思いっきり「昭和の喫茶店の居抜き」でビックリ(笑)
そして主役の骨付鳥「親」「ひな」の食べ比べをするので、両方オーダー。
ひなは…どこの居酒屋でも出てくるような、ただのローストチキン(笑)
普通に美味しいけど、特にこれでしょ!と言った特徴もなく…。
そして…。
これが…。
「特徴あった!」
これは関東ではあまり食べれないだろうな〜。
肉の歯応えが…ナカナカ強烈(笑)
肉自体に旨味もあるので、チョットしたジビエ肉を食べてるよう☆
顎が疲れるので、万人受けするかどうかは別としてこれは特徴があって良いですな☆
他に「しょうゆ豆」(そら豆に甘じょっぱい味付けしている郷土料理)も頂きました☆
その土地ならではの物が食べれて良かった良かった☆
そしてお店を後にして、宿泊先のホテルに向かう途中…。
テレビ番組か何かで、見た事あったような…ないような…場所を発見。
あぁ〜…。
これは…無いわ〜…。(シラケる〜)
そこは高松丸亀町壱番街ドーム広場…。
昔見た何かの番組でミラノのガレッリアをオマージュして作りました!」って言ってたアレか〜(失笑)
ミラノのガレッリアに実際に行ってる私パピオに言わせると…。
「全く似て非なる物だし、美しさも重厚感も全く違う、ただの安っぽいパクり物じゃん!」
ドームだけはデカいけど、ただデカいだけで周りの作りが、その辺の「途上国のショッピングモール感」溢れてて、違和感しかない(笑)
どうせガレッリアとは似ても似つかないのだから、いっその事ガレッリアのパクり」なんて言わなければいいのに…(苦笑)
※4番目の画像が「本物のガレッリア」
パピオ所有の写真がすぐ見つからなかったので、イタリア旅行の道しるべ「アーモイタリア」さんから画像を拝借。https://amoitalia.com/area/lombardia/milano/galleria-vittorio-emanuele/#
ホント…。
いったい何がしたいのだろうか…。
日本に山のようにある「何も特徴のない田舎あるある」だけど、ニセモノ感溢れるパクり物を、後でむりやり理由を作ったりして名所」にしちゃおう!って言う、浅はかな考えが見え隠れしている「自称名所」が多過ぎて、最近の国内旅行では辟易させられる事が結構あるんだよな〜(苦笑)
なんでワザワザ ミラノなん?
何一つリンクしないですけど…(呆)
「そ〜いう類いが好きな人」なら良いのかも知れないけど…ここは私達には、尽く合わないみたいだな…。と思いながら宿に帰るのでした〜。
明日は初めて「うどん県」うどんを食べます!
今までが今までだけに……。
果たしてどうなる事やら…(笑)
パピオ

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