「往復6000マイルで行く広島～愛媛の旅その２☆一度は地図から消えた？うさぎの島…」

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パピオです！
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当ブログの内容に関しては、あくまで個人的見解　に過ぎません。
よくありがちな「何でも褒めるブログではない」為、「旅行中級者になりたての調理師目線」「忖度なし」で思った事を「ほぼストレート」
に表現しております。

それをご理解の上、読み進めて頂ければ幸いです。

今回は「往復6000マイルで行く広島〜愛媛の旅その１☆」の続きで、

「往復6000マイルで行く広島〜愛媛の旅その２☆一度は地図から消えた？ウサギの島…」です。

【広島Day２】
「一度は地図から消えたうさぎの島」

…それは、広島県竹原市にあります。
今では多くの方がご存知であろう、うさぎの島として有名になった「大久野島」。

今回は、ウサギと戯れる為に、その大久野島へ向かうべく、朝食を済ませてからホテルをチェックアウト。

先ずは広島駅へ向かいます。

電車でのルートと、バスでのルートがあるのですが、これは値段がほぼ変わらないので、その時の時間等を考慮してどちらかで行けばいいかな〜と☆

私達はこの時、乗りっぱなしで行けるのと、時間的に電車で行くより一本早い船に乗れると言う事で、バスを選択しました。

広島駅バスターミナルから出発。

約９０分で忠海港最寄りの、忠海駅に到着します。

ここで注意事項！

うさぎの島にはエサが売っていないので、うさぎと交流したい人は、

必ずフェリーに乗る前にエサをゲットしておきましょう☆

 

うさぎと交流する時にスティック状(長さがある状態)のエサの方が、何かと可愛い姿(うさぎが２本足で立っておねだりしてる姿とかね☆)が見れる機会が増えるのですが、実はバスが到着する忠海駅付近に野菜が売っている店がほとんどない為、バスに乗る前に野菜をゲットする必要があるのです。

しかしパピオはリサーチ不足で、忠海港付近ならお店１軒くらいあるだろ…と思ってバスに乗る前には買っていなかったのですよ…。

忠海駅に着き、周りを見ても野菜が売ってるお店は無く……港へ向かう途中にマミーと言うスーパーの看板を見かけるも…定休日…(苦笑)

そのため、パピオは仕方なく１軒だけあるコンビニで売っていたドッグフードタイプの粒状のエサを買うハメになりました。

↑これだと手のひらにエサを乗せてあげるので、立ち上がってはくれないのですよ。

指であげようとして指まで齧られたら大変ですからね〜(笑)

そしてエサを買った私達は一路、忠海港へ〜。

大久野島へのフェリーチケットは、自販機で買えます。
忠海港→大久野島　３１０円

本土からは近いので、約１５分で到着します。

出港してスグに見えてきました大久野島。

大きな送電線(高さ226mで日本一の高さ)が、立っている事からもわかるように、電力の供給は本土から送電を受けているようです。

ここ大久野島は、昔々…日本陸軍の毒ガス兵器工場があった島でして、当時の建物も多く残っており、その一部は資料館として営業しています。

大東亜戦時中に地図から消された島と言う見方もあるようですが、実はもっと前の明治時代あたりからここは要塞として機能しており、昭和初期から要塞の秘匿のため「地図から消された島」として、一般向け地図において、この一帯は空白地域として扱われていたそうです。

当然、大東亜戦時中も毒ガス兵器工場の島だったので、地図上には載せられていない秘密の島だったんですけどね〜。

そして戦後になり、その役目を終えると、今度はリゾート地としての開発がなされます。
無毒化に着手し、ある程度無毒化したとは言え…やはり毒ガス兵器工場だったので、後から土壌汚染が発見されたりして、まだ万が一と言う事もあるので、井戸水の使用は完全に中止して、休暇村で使用する水は、今でも本土から船で調達しているそうです。

１９６３年には現在の観光地化の元となる「国民休暇村」が出来上がります。

現在、島の重要な観光資源になっているウサギは、1971年に地元のある小学校で飼われていた8羽が放されて野生化し、繁殖したという説が最有力と言う事です。

大久野島ビジターセンターによると2007年での調査では、約300羽。
2013年には約700羽。
現在も年々増加しているとみられ、2020年時点では1000羽ほどに。

今のようなブームの前は、広島県民にしか知られていなかったので、2001年時点での休暇村宿泊施設利用率は50%以下。

2010年代以降はネットの発達もあり、SNS等も普及すると、海外にまで知られて国際的にも「ウサギの島」としての知名度が一気に上がりました。

年間来島客は2010年度で約152,000人。
2014年に約186,000人、外国人に至っては2013年で378人、2014年5,564人、2015年17,215人と大幅に増えています。

竹原市にとっては潤うので、正に「うさぎ様」ですね(笑)

そして大久野島上陸〜☆

フェリーターミナルから休暇村までは歩いても行けますが、無料の巡回バスも走っているので、遊び疲れた時は便利ですな☆

とりあえず休暇村に行ってみる。

うん…。
思ったよりもいいぞ！

お子様連れが多い印象だけど、それもそのはず…。

緑豊かで、ヤシの木が植えてあるので南国気分もあり、派手ではないけどテニスコート、ビーチ、バーベキュー場、プール等など設備充実な上に、うさぎとも遊べる☆

これは子供喜ぶわ。
以前訪れたあずき島(←読み方違うw)よりよっぽどマトモ。

「何も売りがない田舎あるある」な偽物感、パクリ感がないだけでも教育上良いわ。

お昼時前に着き、観光客も結構な数がいる状態。

これは混む前にランチしとかないと食べ損ねるな…。
…と言う事で。

早速、休暇村でランチをする。

島内には飲食できる施設はここしかないので、ここ一択。

この手の施設で期待はしていないし、ワザワザ水や食料を本土から運んでいるのだから、お高いのも承知の上。

食べたのは〜☆
「鯛の釜飯と鯛のアラ炊き定食」
「タコ天丼定食」

普通に美味しかったですよ〜☆

ランチを食べ終わり、毒ガス資料館にも立ち寄り、いよいよ…うさぎに会いに行きます☆

しか〜し！！
…肝心のうさぎちゃん…
どこ行ったのぉ〜…。
全然い〜ひんわ…(笑)

それもそのハズ…。
気温は34度…。

うさぎだって暑くて夏バテだっちゅーの…(汗)

夏の昼間に来るのが間違っているのはわかってるんだけど…都合上この時期、この時間帯なのよね〜(苦笑)

なるべくうさぎと戯れたいので、あたりを探してみるも…。
全然いない…（汗）

そうか…あまりの暑さなので、木陰や神社の境内の下、穴ぐら等の涼しい場所にいるに違いない。

木陰を探していると…。

うさぎ発見☆
かわいい〜！！

暑い時期でなければ、そこら中にうさぎが歩いていて、エサなんて見つかろうものなら、うさぎ達に囲まれるような状況なのに、この時は炎天下なのでうさぎも夏バテ気味…。

全然積極的ではありません(笑)

食欲もさほどないみたいで、少し食べるとスグに離れていきます(苦笑)

それでも…それでも…。

うさぎは可愛い☆

思う存分うさぎと戯れた私達は、再びフェリーに乗り、広島市内に戻ります。

そう…お目当てのお店に向かう為です☆

旅に出る時は、わりとリサーチしてはいますが、食べてみるまではわからないので、いつも食べるまではドキドキです(笑)

そのお店は、路面電車の胡町で降り、5分程歩いて裏路地へ入ったところにあります。

今回お邪魔したのは「和四季酒肴処たいし」さん☆

ナカナカの入りづらい雰囲気…(笑)

入るやいなや…女将さんみたいな人が案内してくれるのだが…。
関東弁を話す　ザ！観光客風だったからか！？w
奥からダミ声で大将が女将さんに向かってぶっきらぼう気味に「はい2人そこねー」…。

第一印象が…。
キョーレツだな〜(笑)

しかも外見もアク強め……。
スキンヘッドで一見怖そう…。

お店はそこそこ混み合ってます。

先ずは「ビール」と「柚子酎ハイ」で乾杯☆

お通しは「冬瓜の煮物」

「小鰯の南蛮漬け」

「がんす揚げ」でがんすｗ

「刺し盛り」×２←個別盛りにしてくれた☆←お目当ては「穴子刺し」
香川県で食べた穴子刺しよりもだいぶ厚い。

食べやすいようにキチンと包丁で切れ目を入れてあるので、食べやすいのに食べ応えを感じられる切り方。
ツマもちゃんと剥いてるのがわかる☆

この刺盛りのクオリティの高さよ☆
素晴らしいね！

「チキン南蛮」

「海老コロッケ」

シメに「穴子と旬菜の天丼」

いや〜☆どれを食べても美味しかった〜☆
そりゃあビールも進むわ(笑)

奥様も「美味い美味い」と満面の笑み。

初めは大将のアクが強くて大丈夫か？って思ったけど、良かった良かった☆(笑)

そしてお会計。

パピオ「お世辞抜きで全部美味しかったです！」
大将「あーそれは食材がいいけんね！」
…とはにかみながらサラッと言う大将。

初めはぶっきらぼうでアク強めな印象だったけど、実はシャイで飾らない、人の良い腕の確かな大将でした(笑)

ここならまた行きたいな〜☆

和四季酒肴処たいし
https://umahiro.jp/shop/?tenpo=44