「往復6000マイルで行く肥後の国☆熊本~その2~天草でイルカ&富岡城&潜伏キリシタンの町 崎津」

こんにちは☆
パピオトラベルです。
このパピオトラベルでは旅行初心者から中級者向けの情報を発信しています。
中~上級者の方にとっては、ごくごく【常識】的なネタばかりなので、つまらないかも知れませんが、どうか温かい目で見てやって下さい。
当ブログの内容に関しては、あくまで個人的見解 に過ぎません。
よくありがちな何でも褒めるブログではない 為、旅行中級者になりたての調理師目線 で思った事をほぼストレート に表現しております。
それをご理解の上、読み進めて頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。
それでは早速行きましょう!
今回は前回お送りした「熊本旅~その1~」の続きです。
朝早く起きて、車で向かったのは宿泊先から車で15分程の位置にあるここ☆
「天草イルカウォッチング予約センター」
前もって予約していたので10%OFFで一人あたり2700円(ドリンク付)。
そこそこの混み具合なので、50人乗りの大型クルーズ船で行けるみたい。⇐(12人乗りの小型より安定しているからありがたい!と、この時は思ったw☆)
ライフジャケットを装着してイザ乗り込む。
最近の国内旅行では、糸島でも浄土ヶ浜でも乗ったけど、船ってわりと乗ってるような気がするな…。
早速出発。
しばらく走るも…なかなかイルカの群れには遭遇せず…。
船員さんが「今日は向こうの方にいるのかな〜」とイルカのいそうなスポット目がけて走らせる。
30分位経過した頃、先にイルカを見つけてた船が集結し始めていたスポットに合流。
私は2019年のセブ島で、ジンベエザメと一緒に泳いだ時に使用した「水中カメラ」を持ってきており、できればもぐして水中から撮りたい(もちろんイルカさんには最大限の配慮をします)、長〜い自撮り棒をセットしたものの…。
船が大型クルーズ船だったので、思いっきり手を伸ばしても水面には届かず…(笑)
小型船なら水中からの動画も撮れたのになぁ〜。ザンネン
しかし、水面ギリギリのところまでカメラを持っていけたので、イルカが水面から出てくる瞬間も収まっており、臨場感溢れる動画が撮れました。
やっぱり海には水中カメラは必須ですな☆
当初、イルカの数はそんなに沢山はいないのかな?と思っていましたが、想像よりも遥かに沢山いてビックリ☆
船が走ってる横に沢山やってきて一緒に並走。
ジャンプしたり、中にはお腹を出して背泳ぎするイルカまでいる(笑)
イルカの生態について詳しくないのだけど、イルカさん…ものスゴ〜くサービス精神旺盛で、やはり餌付けしているからこそできるもの(その時は一切あげてなかったけど)なのだろうか?と思ってしまうくらいでした(笑)
なんだかんだで30分以上一緒に泳いでくれた
イルカさん☆ありがとう〜☆
イルカを満喫した私達は、朝観に行こうとしてはいたけど「やっぱりイルカの時間に間に合わな〜い」とスルーしていた宿の近くにあるお城に戻る。
宿の目の前の海は透明でした☆
やってきたのは「冨岡城跡」
冨岡半島と言われる場所にあり、小さいが本島とは、細い砂州でしか繋がっていないので、陸路からの攻撃は極めて難しかったであろう「天然の要害」(地勢が険しく、敵の攻撃を防ぐのに適している所)を形成しているお城です。
冨岡城中期には「島原、天草一揆」が勃発。
当時の冨岡城代は一揆軍の猛攻撃にも耐え、一揆軍を撤退させました。
長引いていたら冨岡城はどうなっていたかわからないが、天草一揆軍が海を渡って、天草四郎時貞率いる島原一揆軍に合流し、島原の原城に立て籠もり、結果幕府に鎮圧されたので、冨岡城は落とされる事なく残りました。
…しかし…当時の城代は「一揆を起こさせたのはお前が悪い!」として、幕府から城を取り上げられ、後に自害。
やはり日本も大昔は、今で言う朝鮮のような「独裁国家」であり、上の一存で人生が決まってしまうし、下手打つと粛清(苦笑)
ナカナカの専制国家だったんだな(笑)
後に「民主主義国家」に舵を切って良かったね〜☆
私パピオは今まで「城は天守閣が無ければ観に行こうと思わない」人だったのだけど…。
この「冨岡城」は天守閣がないし、ちっちゃいのに…。
…「良かった!」(笑)
なにが良かったって…?
独特な立地(陸路は細い砂州のみ、高台にある、半島そのものが城)だけあって、非常に見晴らしが良い(城跡からは沢山の緑と青い空、青い海が一望できる)事。
高台の手前にあるお堀代わりの「袋池」から望む姿もナカナカ立派に見える事☆(実際登ってしまうと小さいけどねw)
割と修繕や復元されているからか、城全体がキレイに保たれている
高台に登る道がカッコよく作られてる。
などなど…。
「小さくて天守閣のない城なんて城じゃない」と思っていたパピオでもこの特殊な形状の城は素直にカッコいいじゃん!」
と思いましたよ☆
まぁ…正直「ワザワザ見に行くまでもない」ような城は今までけっこうありましたけどね…(苦笑)
冨岡城跡は素直に「オススメ」です!
その後向かったのは
「潜伏キリシタン関連遺産の町、崎津と大江天主堂」
ここは先にも出てきた「島原天草一揆軍」の「潜伏キリシタン縁の町」です。
お客様が出演する舞台「魔界転生」(天草四郎時貞が出てくるあのお話です)を観に行く予定だったところ、図らずも「JALどこかにマイル」で熊本が当たると言う、なんともタイムリーな旅(笑)
これで予習ができると言うものです☆
最初に向かったのは〜。
「大江天主堂」と行きたいところですが…(笑)
大江天主堂付近に到着した時点で、お昼ごはんの時間もけっこう過ぎてしまい、お腹ペコペコ…。
先ずは腹ごしらえ…なんだけど、グーグルさんで検索するも「なんだかなー」的なお店しか出て来ない…。
でもお腹減ってるし、時間にもあまり余裕がないので教会スグそばのペンション兼食堂みたいなお店に入る。
簡易的なテラス席で名物?の「豚丼」1200円をオーダー。
私達「…………。」
奥様「私が検索で見つけたのに、なんかゴメンね…。私もビックリ〜。」
パピオ「いやいや…時間もあまり無いし、お腹減ってたから何か胃に入れとかないとね〜。サッと食べたら教会行こ〜。」
味は…ご想像にお任せします(苦笑)
そして近くの「大江天主堂」へ。
ここは1932年にフランス人宣教師ガルニエさんと地元の信者さん達によって建てられた白亜の教会。
うん☆
ナカナカ立派な教会。
ステンドグラスも外からでしたが、キレイ☆
ロケーションも良く、晴天で、お花も程よく咲いており、外観は楽しめました。
中は残念ながら 武漢ウイルス防止の為? 入堂はできず…。
どちらにしても日本特有の?
謎の「なぜか写真NG」なんだけどね…。
辺りを散策して次に向かったのは〜。
「潜伏キリシタンの町、崎津集落」
ここにも教会があると言う事で…。
小さな漁港を見てから「崎津天主堂」へ。
ここは1934年に建てられたゴシック様式の教会。
堂内は日本らしく?畳が敷いてあったりして、これはこれで面白いかな。
この教会はナカナカ信念のある人達によって建てられたので、土地は当時のハルブ神父の強い希望で、弾圧の象徴とも言える踏み絵が行われていた吉田庄屋役宅跡地」が選ばれたそう。
横から教会を見ると「色と材質の違い」に気付くと思いますが、前方は「鉄筋コンクリート造り」で、後方は「木造」なんです。
何故かって?
当時の建設費が意外とかさみ、予算が足りなくなったのだが、行政に世話になると「さまざまな制約や条件などをつけられるので、ポリシーをちゃんと持ってた地元の信者達が、費用の安い木造ならなんとかなるとして、自力で建てたのだそう。
現代に数多いる「信念もない、税金払わない、ただの集金マシーンと化した、精進料理?何それ美味しいの?的な、有り難みも何もない生臭坊主」に聞かせてやりたいわ(苦笑)
そりゃあ私を含めて「寺離れ」が続々と増えるのも頷けるよね(失笑)
この「崎津天主堂」の中には入れるには入れたけど…。
ここもやはり「撮影禁止」
あのさ…。
教会だけでなく、美術館などの中の撮影禁止なんて日本くらいなものでしょ。(もちろん何処の国もフラッシュ、三脚はNG)
今までヨーロッパのいろいろな教会や美術館などを見て来たが、自国民に対する高過ぎる拝観料や、撮影を禁止してるナンセンスな国なんて日本くらいなものだ(失笑)
バチカン市国にあるシスティーナ礼拝堂のような世界の誰もが認めるクラスならまだわからんでもないが、日本にあるこの手の物はただの出し惜しみでしかない。
寺社仏閣に限らず、伝統芸能など全てにおいて、お金の無い人にも自国の文化に触れてもらって文化や歴史を知って貰おう的な気持ちがない。
(ヨーロッパの寺院はほぼ無料、撮影OKだし、ウィーンではパブリックヴューイングでウィーンフィルのライブ映像が無料でオンタイムで観れるし、ロシアでは国一番の伝統であるバレエ…しかも殿堂であるマリインスキー劇場の余った席はたった数百円で観れる。)
大抵の国は伝統文化に触れるハードルが低いから、子供でも気軽に行けるのだ。幼少期からその機会が有ると無いでは大違い。
日本って本当にナゾ。
意味がわからない。
この程度で「観光立国」を目指すとか言ってるのだから、チャンチャラおかしいわ(苦笑)
普通の国では自国の伝統文化に手厚い支援をしているので、無料もしくは微々たるお金で伝統文化に触れられるのだが、
日本の場合は単なる商売になっており、自国の文化をいろんな境遇の人にも観てもらい、自国の文化を理解し、誇りを持ってもらおうと言う気は一切ないのだろうな…
…とあまりに低レベルな日本の謎ルールに、国内旅行する度にいつも呆れてしまうパピオでした。
ホントにバカなんじゃないだろうか…。
まぁ~ブラックなパピオはこの辺にしといて…(笑)
その後は、崎津天主堂の裏山にある展望台へ行って、上から天主堂を見る
しか〜し!
舐めていましたよ…。
軽く500段の階段(笑)
まぁ〜まぁ〜いい運動になりました。
そして眺めは…。
まぁ〜予想通り(笑)
古い日本家屋と、小さな漁港の景色の中にゴシック様式の教会がデーン!と建っている「違和感」楽しむ場所だよね。
この地域はちゃんと歴史があり、当時の人々が「信念」を持って命懸けで一生懸命守ってきた場所。
ただの「観光資源」として後から「偽物」や「パクり物」を無理矢理設置しただけ〜の「特に見所のない観光地によくある「住民が食べる為だけの安っぽい飯のタネ」とは全く別物なんですよ(苦笑)
展望台からは海もよく見え、奥の海では様々な海産物の養殖場もありました。
そして例にもれず…どこに行っても必ずある「ナゾの鐘」も健在です(笑)
そして今度は下り500段。
初老のオッサンにはキツかったな〜。
展望台からまた500段降り、再び車を走らせ熊本市内へ。
熊本出身のお客様から渋滞情報を聞いていたので、混み合う時間帯の少し前に出る。
しかし崎津で少しのんびりしてしまったので、軽く渋滞にハマってしまって途中眠いのなんの…(笑)
程なくして熊本市内に到着。
レンタカー返却場所である熊本駅前店に無事に返却完了。
日産レンタカーさんありがとうございました☆
そしてゆうご飯の時間。
本当なら先に出てきた「海老の宮川」を紹介してくれたお客様から、他にも間違いなく美味いお店を紹介して貰ったのに、私達の熊本市内滞在が日曜日の夜〜月曜日の昼間…。
残念ながら紹介して貰ったお店のほとんどが日曜日定休&ランチはやってないお店だったので、この日曜日の夜は検索かけて見つけた「馬肉」のお店熊本ホルモン」さんへ。
関東ではナカナカ乗る機会のない「トラム」に乗って行きました☆
「熊本ホルモン」さんで頂いたのは〜。
「心根の刺し身(馬の心臓の大動脈部)」
「馬肉みそきゅうり(きゅうりに馬の肉味噌をつけて食べる)」
「馬ツラミ(頬またはコメカミ)」
「辛子蓮根」
「馬上ホルモン」
「馬赤身刺し」
「サラダ」
「上カルビ」
「ザブトン」
「ハラミ(横隔膜)」
「黒ビール」「ビール」などなど。
牛の種類を聞いたところ、残念ながら「あか牛」ではなかったですが、美味しかった〜☆
名物でもある馬肉も、辛子蓮根も食べれて良かったです。
しこたま肉を楽しんで、満腹状態で宿泊先のホテルに向かうのでした。
ホテルに貼ってあったポスターに…「もっと、もーーっと!くまもっと。」………。
あれ?
どこかで聞いた事あるような…(笑)デーンワシテ チョーダァーイ♪
次回は「肥後の国☆熊本〜その3〜」熊本城編へ続く☆
パピオ

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