「パピオ初めての四国旅2~香川県高松城と美味しい穴子料理~」

こんにちは☆
パピオです。
このパピオトラベルでは旅行初心者から中級者向けの情報を発信しています。
中~上級者の方にとっては、ごくごく【常識】的なネタばかりなので、つまらないかも知れませんが、どうか温かい目で見てやって下さい。
当ブログの内容に関しては、あくまで個人的見解 に過ぎません。
よくありがちな何でも褒めるブログではない 為、旅行中級者になりたての調理師目線 で思った事をほぼストレート に表現しております。
それをご理解の上、読み進めて頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。

今回は前回の「香川県小豆島編」の続きです。

あまりにも私達には合わなかった小豆島から、予定より2本早い高速艇で高松港へ引き上げた私達…。
ゆうご飯の予約時間まで中途半端に待たなければならない…。
そうだ!
最終日に行こうと思っていた「高松城」にこの空いた時間で行ってしまおう!
まぁ〜城って言っても「城址」だし、スケールは小さめなので余裕で見れます。
訪れたのは「高松城址 玉藻公園」
櫓はナカナカ立派だから、もしかして本来の姿はもっと立派で見応えがあったのかも知れないが、現在は櫓しか残ってないので残念…。←日本人ってホントに文化を大切にしない国民性だからスグぶっ壊すのよね…。そして直さないし。
ただ、ここの面白いところは「日本三代水城」の一つなので、堀が海水なんですよね☆
なので、よく見てみるとよくあるお城のお堀で泳いでる魚とは違う魚がいます。
そう…ここには鯛が泳いでいるのです(笑)
鯛のエサやり場があり、「鯛願成就」と書いてあるガチャガチャでエサが入ったカプセルを買います。
エサやりをしてから公園や披雲閣庭園(大正時代に建て替えられたからキレイ)を散策。
さすが水城だけあって、作りは独特。
堀は大きめだし、二の丸から本丸には鞘橋と言う細い橋が一本だけかかっており、攻め込まれた時に鞘橋を壊してしまえば敵が入って来れないように作っていました。
籠城した後が大変な気もするけどね…(汗)
日本の城で天守閣が残っているのは少ないし、やはり天守閣があった方が観光資源になりやすい
せっかく歴史があるのだから、なるべく昔の形に忠実に再建して欲しいものです。
後で無理矢理こじ付けたような、安っぽい観光資源なんて魅力ないですから。

予約をしていたお店に向かっている途中…。

なぜだか違和感のある看板が目に入る…。

「たばこや蒲鉾店」…ん!?

一瞬…「たばこ」と「蒲鉾」???(笑)

と…右側に目をやると…。

「莨谷(たばこや)商店」

…と言う看板が…(笑)

初めて聞く名字でビックリしましたw

さぁ〜☆
そしていよいよ ゆうご飯のお店が近づいて来ましたよ〜!
ゆうご飯はちゃんとリサーチしてきたので、これは今から楽しみです☆
お邪魔したのは〜。
「活魚料理 天勝」さん。
創業が1866年なので、実に150年以上も愛されてる、瀬戸内の海鮮料理を出してくれるお店です。
ここの特徴はなんと言っても「巨大な生け簀」の周りがカウンターになっており、魚が泳いでる姿を見ながら食べれるところ。
板さんが次々と生け簀から魚を持って行きます。
そしてもう一つの特徴は…。
穴子のすき焼き「べぇすけ鍋」と「穴子の刺し身」
高松は特に穴子が名産と言うワケでもないのですが、特徴のある食べ物はやはり食べておきたい☆
少なくとも東京では有るにはあるけど、あまり見かける事がない穴子の刺し身」「穴子のすき焼き」は是非食べたい!と思い、穴子目当てで予約をしたのでした。
予約の時間より少し前に到着。
おっ!
思ってたよりも生け簀がデカい!
カウンターも大きめで、店内もなかなかゴージャスな作り☆
これは良い予感☆
今回オーダーしたのは…。
べぇすけづくし鍋コース@6050円
(小鉢、穴子のタタキ、穴子の一本揚げ、〆のうどん)
そして「穴子のお刺身」@900円
と讃岐ビール空海☆
まずはビールと小鉢、穴子のタタキからスタート。
うん☆美味しい!
タタキは丁寧に焼き霜にされていて美味しい!
穴子の一本揚げは、穴子の一本天ぷらです。他に野菜の天ぷらも付いてくるので、ナカナカのボリュームです☆
身はふわっとしていて衣はザクザク☆
美味しい!

 

水槽がかなり立派なので、ふと…カウンターから生け簀を除いていると…。
板さんが鰺などの小さい魚が泳いでいる水槽に網を持って近づく…。
すると…魚たちは身の危険を察知するのか、一斉に水槽の中を全力で逃げ回る。
板さんは狙いを定めて網で一掬い!
網の中にはAとB、2匹の鰺が…。
どうやら板さんは1匹しか必要じゃない模様…。
さぁ~ここで運命の別れ道です。
板さんは素早くAを掴む。
A「もはやここまでか…。短い一生だったな…。」
B「助かった~!」
そこで板さん、なんとAを水槽に戻してBを調理台に…。
A「え~!?マジで?助かった~!」
B「うっそ~!?俺かよ~!」
…な~んて、魚たちがそんな事考えてるワケもないのに、勝手にアホな小話を作ってしまったパピオ…。
アホな中学生かよ!(笑)
まぁ~遅かれ早かれ食べられる運命なんだけどね。
よくよく考えたら…。
日本人も「活き造り」「踊り喰い」などのナカナカに残酷な食べ方をする文化なので、食に関してはChinaや南北朝鮮の事を言えないのかもな~(苦笑)

 

そしてやって来ました!
「穴子のお刺し身」
パピオ人生初の穴子刺しですよ。
基本、鰻や鱧、ウツボ、穴子などのウナギ目の魚の血には「イクシオトキシン」(加熱には弱く、死ぬ程の毒ではない)と言う毒があり、生で食べると言う事はあまりしないのです。
何故生で食べれるかって…?
それは…。
徹底的に血抜きをするからです。
傷口や目に入ったりしても、炎症を起こすので、食べる人よりも調理してる人の方が「危険と隣り合わせ」って事ですな(笑)
そしてお味は…。
臭みもなく、コリコリしていて美味しい!
鮃の縁側が上品になったみたいなイメージ☆
西日本や九州あたりではワリと食べられるらしいですね。
そしてやって参りました☆
本日のメインディッシュ
「穴子のすき焼き」
なるほど!
食べ方もホントにすき焼きだ(笑)
割り下的なお汁で野菜と穴子を煮て、溶き卵に潜らせて食べます。
うん!
美味しい☆
そして何ともいい仕事しているのが「ささがき牛蒡」ね☆
食べてみて、なるほど!
ドジョウ鍋って牛蒡が一緒に煮られてるでしょ?
要は土っぽいドジョウには土っぽい牛蒡。
砂や泥の中に住んでいる穴子も牛蒡と合うワケですな☆
穴子と牛蒡を玉子に潜らせて食べると…。
ん〜!美味い!
ビールが進みます(笑)
ヤバい…。
〆のうどんの前にもう既にお腹がいっぱい…。
でも食べたい!
そして…一人前だけ下さい!とお願いしたのに、軽く2人前出てくる(笑)
甘辛いスープで煮たうどん。
そりゃあ美味いでしょ!
スゴ〜く美味しいのだけど、さすがにお腹パンパンだったので、少し残してしまってゴメンなさい…(反省)
いや〜☆
やっぱり旅先でのお店選びは大切ですな。
たまに迷走して?変なお店に入ってしまう事もあるけど、この活魚料理 天勝」さんは「大当たり」でした☆
パピオも大満足でホテルに帰るのでした〜☆
もし高松市へご旅行するなら…。
名物と言うワケではないけど、間違いなく美味しいので「活魚料理 天勝」さん☆
オススメです!
次回は高松市を飛び出して、お隣の「高知県」へ向かいます☆
パピオ

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